写真は、母屋という屋根を支える材の継手の仕口を刻んでいます。
杉なら杉と、檜は檜とをつなぎ合わせます。それぞれに性格が違うため、応力が加わった時に相手を壊さないようにするためでもあります。違う木を継ぐ事を「木違い」といいますが、最近は「気」と言う字が使われる現象が多くなっているようですね。
構造に使う横架材は、基本的には4mですが、使う場所や働きによって5mと6mの長尺物を使う事もあります。
長い物は取り回しが大変なので、屋外で刻みをしています。
ひとりひとりが、自分の特性を発揮することで、安心して暮らして行ける社会を望んでいます。 出来るところから、ぼちぼち進めて行ければなぁ、と願っています。
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