2009年3月24日火曜日

E邸のペチカ















写真にあるのは、ペチカという暖房装置です。
昔、シベリア抑留と言うのがありました。
第二次世界大戦の後、というか終戦の混乱期に、満州から日本軍とりわけ関東軍の幹部が帰国するために、身代わりに人質に差し出したと言われている、召集令状で集められた一般の兵士達が捕虜としてシベリアに送られ、強制労働させられました。
その地で、何百とペチカを作る事を科せられた人が、無事に生き帰り、甥御さんに、これを仕事とするように伝えた技術です。

煙道の部分が、奥行き45cm、幅が1m70cmあります。
手前の白っぽい部分が、焚き口となっているところです。
圧倒的な蓄熱力で、薪の消費量が、普通のストーブの1/3程度でしょうか。
しかも、ストーブ以上に柔らかな暖かさです。
10年使って、一度も煙突掃除をした事が無いという実績です。

図面さえあれば、ご自分で手作りする事もできます。
焚き口の上に、オーブンなど試作されてはいかがでしょうか?

3 件のコメント:

  1. 舎爐夢ヒュッテ 臼井健二です。ありがとうございます。
    ペチカで検索 ここにやってきました。
    ペチカ作ってみたいです。

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  2. 久しぶりです。
    7月に体調を崩してから、ブログに力が入らなくなりました。

    このペチカは、標準的なものですが、もう一回り大きいものもあります。

    建坪24坪、延べ床48坪の家が、二階まで充分に暖まっていました。
    施工図面もありますよ。素人でも何人か作った実績があります。

    よろしくどうぞ。

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  3. はじめまして!普通の鉄製薪ストーブを導入しようと思って探しているうちに蓄熱式薪ストーブを発見し、次にやっとこ
    ペチカにたどり着きました。自分で作ることができればどれだけ素晴らしいことでしょう!だいぶ前のブログ記事ですが
    体調は大丈夫ですか?
    boxより

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