2009年3月6日金曜日

横架材の刻み

S邸の刻みが順調に進んでいます。

これは、杉の横架材と言われる、柱の上に乗せられる部材です。場所や働きによって、桁(けた)や梁(はり)と呼ばれます。

手前は、追っかけ大栓継ぎという仕口(木と木をつなぐ方法)を作っています。

杉などの年輪のはっきりした木材では、栓の位置を上下に微妙にずらし、割れに対するリスクを回避しています。

継手(木材のつながるところ)の位置によって、似たような仕口の金輪継ぎとを使い分けています。この辺は建前のときに紹介しましょう。

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