2009年9月2日水曜日

左官屋さん


外壁の二階部分は、漆喰仕上です。




コンクリートも漆喰も、最後の押さえが肝心です。
昔から腕相撲は、左官屋さんにはかなわない、という位、皆さんとっても力持ちです。
とはいっても、ほとんどの職人がとうに60を過ぎ、これからの業界はどうなっていくのでしょう。



左側に丸く見えるのが、換気扇の穴です。
他のところは、深形フードを取付けていますが、棟の換気扇には、このように縦格子で仕上げることが多いです。
ちなみにこれは、当社の女性職人の仕事です。

いろんな職人さん

最近ブログの更新が少なくて恐縮です。
今日は、完成間近のS邸の様子を報告します。

いつもお願いしている畳屋のAさんです。
最近は、スタイロ畳とかカネライト畳と言って、わらを使った床ではない、断熱材を芯にした畳が増えています。
それに畳表すらい草ではなく、化学繊維でできたものすら登場しています。

今回も本床と言って、昔ながらのわらを束ねて糸で締めてある床を使っています。
表は、無農薬と言っていますが、最低限の薬剤を使った減農薬で栽培された国産い草を使いました。

暮らしが洋風化してきたせいか、新築の家でも和室が少なくなりました。
畳の部屋があると、大の字になって昼寝をしたくなりますね。


建具屋のTさんです。 今日も親子で建具を入れにきてくれました。
父親譲りか、腕の良い豊さんです。将来が楽しみですね。


障子もふすまも納まった、6帖の和室です。
不思議なことに、この部屋を写すとオーブ(白く丸い玉)が現れます。