この春入荷した、富士の麓、竹川さんのところの杉・檜の最後の丸太です。
大型車で運ばれた4m材と5m材、4トン車に積んで2回分ありました。
柱材として製材するものと、太いものはカウンター材などにするために、丸挽きと言ってそのまま平行にスライスするだけのものがあります。
柱材を取る丸太も、周辺で窓枠や細ものの角材を取ったり、なるべく使えるところは使うようにしています。
先日も京都造形芸術大学の先生がこられ、ここまでやっている工務店はあまり聞いた事が無いとおっしゃっていました。
建築に於ける国内産木材の使用料が20%を切っている現在、そうなってしまったシステムは簡単には変わらないので、自分たちに出来る事を精一杯やっていくつもりです。
「既存の現実と闘うことではけっして物事を変えられない。何かを変えるためには既存のモデルを時代遅れにする新しいモデルを打ち立てよ」(フラー)です。
もっとも、昔は当たり前のことだったのですが。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除