2009年5月3日日曜日

チェルノブイリ


風の森で大工の親方をしている遠藤が、旧チェルノブイリ原子力発電所のあるウクライナ共和国に行っています。
前々から支援をしている「チェルノブイリ救援・中部」の「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」のメンバーに同行した昨年に引き続いて、三度目の訪問です。
今回は、「バイオガス製造プラント」の試験モデルを立ち上げる技術者として、同じ長野県の原さんと二人で訪問しています。
「技術者と言っても、土木作業員だ!」と本人が言っていたように、現地では過酷な労働が待っていたようです。
材木を頼んでは、製材所に連れて行かれ、自分で好きなように製材して使えと言われ、砂利をオーダーすれば、トラックにスコップで手積みして持って行くように言われ、日本との違いに散々な様子です。



5月2日は、午前中で作業を切り上げ、16km離れたボロトヌィツャ村まで、2時間弱の馬車の旅を楽しんだようです。

 

訊ねた先の農家では、ウオッカをしこたま勧められ、帰りは千鳥足でバスに揺られて帰ってきたそうです。
車よりも圧倒的に馬車の数が多く、原発事故さえ無ければ、のどかで豊かな農村のままだったろうという報告です。

本当は人ごとではないと思うのですが、、、。
それにしても、誇るべき遠藤と原さんです。


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