2009年4月15日水曜日

無事上棟 !


昨日の雨も上がり、安心して上棟の日を迎えられました。
建坪が、4間×6間の24坪で、5mの通し柱を使った二階建てです。
柱数が少ない割りに、二階がワンルームになっているので、全体の材積(材木の体積)は多くなっています。
その分、上棟までに結構な時間を要しました。

立ち会われたお施主様には、お昼も用意していただき、清めの儀式も6時近くなってしまい、肌寒い中をお待たせして申し訳なかったです。

建物が、ご家族の心と身体をお守りする外殻として機能するように、精進して行きたいと思っています。



三方差しの通し柱の部分です。
4間方向の真ん中にも通し柱があって、手前左側から来ている「中通し」と呼んでいる大梁と、南北から来ている桁が段違いで交差しています。
もう一つ上の四角い穴には、二階台と呼んでいる、二階の床を付けるための4寸角が入ります。
それぞれが、込み栓と言う、ケヤキで作った6分(18ミリ)の木栓を叩き込んで、抜け防止をします。通常の工法では金物(ボルトなど)で引き寄せて留め付けます。



外側から見た様子です。
4本の込み栓が収まり、相当の破壊力でないと引き抜きが出来ません。
余分に出た込み栓は、手ノコで挽き落します。


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