古民家を購入するにあたって、相談したいという突然の話で、現場を見に行く事になりました。
5間 ×10.5間の二階建て。
巨大と言っても良いくらいの建物でした。
大正時代の建物と聞きましたが、途中曵き家をしたり増築があったりしたようです。
構造はしっかりした物で、一部壁が傷んだりはしていましたが、まだまだ使えそうなものでした。
塗り壁も戦争中に空襲を避けるために黒く塗らされたところが名残りを残していて、歴史の証人としての重みを感じます。
古民家の改修にはとてもお金が掛かり、場合によっては新築の方が安上がりになってしまいます。
今回の物件は、4世帯が同居出来るほどですから、完璧に改修するのは気が遠くなるような労力を必要とするでしょう。
古民家の味わいを損なわないように改修すると、どうしても寒さだけは付いて回ります。
ファッションにも似て、美観と快適さを兼ね備えるのは難しいものですね。
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