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2009年8月6日木曜日

母子で板張り


外壁完成まで、あとわずか!
今日は、お母さんとお嬢さんで外壁の目板張りです。
もちろん、目板にもウッドロングエコという自然素材で防腐処理をし、仕上げは完璧です。



馴れた様子でくぎを打つのは、和歌山県にある「きのくに子どもの村学園」に通う小学生です。
この小学校には、「劇団きのくに」「工務店」「おもしろ料理店」「ファーム」「クラフトセンター」という完全縦割りのユニークなクラスがあります。
おじさんもこんな学校に行きたかったなぁ。

10月1日から開校する、同じ学校法人の「南アルプス子どもの村小学校」に編入するため、大急ぎで完成させなければなりません。
さてさてどうなるでしょうか。



2009年7月29日水曜日

ユニットバス


タカラスタンダードのユニットバスです。
お母様が独り住まいだということで、0.75坪の小さめのタイプです。
在来工法でお風呂を作る事もありますが、寒冷地で凍結事故も起こりやすいことから、ホーローパネルの堅牢さとコストパフォーマンスに優れたタカラの商品をお薦めしています。

セルフビルドでは、力を入れたい部分でもありますが、工期の余裕が無いことと、二棟目の予定も控えていることで、今回は無難な選択となりました。


2009年7月9日木曜日

いよいよ外壁張り


今日から外壁工事。
Mさんたちに取っては一週間ぶりの現場です。
防腐効果のある自然素材のウッドロングエコを塗った杉板を、縦に張っていきます。
土台のところに水切りを付けずに、板張り下り収めのため、下端を均一にする工夫を凝らしています。




筋違い以降の窓枠、サッシ入れ、間柱など外壁下地が出来上がった様子です。
初めて金槌をふるうにしては、上等の出来映えです。
この辺で性格が見て取れますね。


2009年6月12日金曜日

外壁の準備


窓枠が付いて、ガラスも収まりました。

この後、間柱の取り付けが終われば、横桟を打ち付けます。
今回の外壁は、製材しただけの杉板を縦張りして、ジョイント部分に目板を打つやり方です。
風の森の仕様では、砥の粉塗りの他は、基本的に塗装をしないやり方なので、木質の保護とアクセントをねらって、ウッドロングエコを下処理に使う事になりました。



ウッドロングエコは、水に解いて使うので、特別な道具も何もいらず、ただ刷毛で塗るだけです。
すべて自然素材で出来ているので、安心して使うことができます。


2009年6月2日火曜日

一歩一歩


今日は、土地を入手する前に掘ってあった井戸に、ポンプを据え付けました。
とはいっても、仮設水道で、冬前には本格的なポンプ小屋に収める予定です。


準備から初めて2時間、待望の水が勢い良く出ています。
これでポリタンクでもらい水をしながらの生活から解放です。
蛇口をひねれば水が出て、スイッチを入れれば明かりが付く事が当たり前の世の中ですが、一つ一つを自ら体験しながらインフラを整えて行く事は、今後の人生での危機管理上、とても有意義な事ではないでしょうか。


二期工事を目指して、基礎工事が進んで行きます。
見た目以上にある勾配で、どうしても基本基礎高が上がります。
基礎を初め、水道工事など、寒冷地はいろいろとコストが嵩んできます。

2009年5月27日水曜日

地下排水路(暗渠)


今年中にセルフビルド二棟目に着手する予定のMさん宅基礎工事が始まりました。

手前の杭の下から上の方を通り、重機に向かって白っぽい砂利が見えると思いますが、これが暗渠です。
原村はシルト層があったり、ローム層が浅かったりして、一番目の地下水が非常に浅いところを流れています。
そのため、基礎の盤面よりも上を流れる伏流水の処理が必要です。
また大雨のときには、地下浸透する量に限りがあるため、ほとんどが表流水として流れてきます。
建築においては、それらに対して総合的な処理方法を考えなくてはなりません。

水は、無くてはなりませんが、あり過ぎても困るものです。
近年地球環境の影響なのか、アンバランスという事がいろんな場面で見受けられ、意識的に調和を求めるように促されているように思います。

私たちの仕事も調和に向かう方向で進めて行きたいと思っています。


2009年5月1日金曜日

建て前・屋根工事


昨日今日と二日間にわたって、建て前と屋根工事をしました。


整然と並んだ屋根の垂木に面戸板を取付けています。
彼女が足をかけているところが、行き桁と言うところです。
この行き桁と垂木とは、段差があって、外から風や雪が舞い込んできます。
それを防ぐために取付けられるのが、面戸板と言う物です。
垂木の間に入れる、戸板ですね。

この後、垂木の先端は、同じ長さに切り揃えられ、その先端に鼻隠しと呼ばれる板が取付けられます。


3寸(約9センチ)の垂木の上に、化粧野地板を張っています。
建前に続いて、一日目の作業なので、万が一の天候を考えて、部屋になる部分だけ先行して野地板を張っています。
今回も野地現しという工法で、垂木と杉の化粧板が見える仕様です。
面戸板も、部屋になる部分だけに取り付けられました。
垂木の先端に鼻隠しも付きました。


これは、40ミリの厚みのある鼻隠しのジョイント部分です。
脂がたっぷり入っていて、とても水に強いカラマツ材を使っているために、風の森オリジナルのねじれ防止の工夫をしています。


二重破風板(屋根の勾配に添って、鼻隠しと同じ物が付けられます)と二重鼻隠しが付いたところです。
二枚目の物は、2寸1分(約63ミリ)引上げて取付けます。
これは、二重垂木の寸法と杉の粗野地板が収まる寸法です。
1寸7分の二重垂木と1寸3分の断熱材の差のところ(約12ミリ)が通気層になって、暑さ寒さから家を保護してくれます。



ケラバといって、家の三角になっている壁の外側です。
屋根の板金の折り返しまで含めると、1m50近く外に張り出しています。
高温多湿の気候に合わせて、なるべく風雨にさらされないように屋根を大きくとっています。
こういったところは、坪いくらで単純に比較してほしくないところですね。


面戸板から上の部分に断熱材が入りました。
手前に積んであるのが、杉の粗野地板です。
ほとんどの家は、野地合板という耐水性の合板を使っています。
材料費の事もありますが、職人の手間はずいぶん違ってきますが、風の森では、こんな見えないところでも無垢材にこだわっています。


そして防水紙を張って、板金工事を待つところです。

連休前のガッツで、二日目の作業も完璧。
残った時間で、本筋違いを取り付け始めました。

床根太の下地である、大引と、本筋違いまでで「巣立て工事」終了です。
今月3日から、ご本人による造作工事が始まります。

どんな具合か、ときどきレポートしましょう。





2009年4月29日水曜日

仮設足場完了


5月の連休から、ハーフセルフビルドがスタートします。
それに間に合わせるべく、明日建て前で、引き続き屋根工事になります。

Mさんは、本格的な大工工事を前に、新しいノミを仕込んでいるようです。
ノミやカンナは、買ってからすぐには使えないので、刃物の裏出しという作業をしてから、研ぎに掛かります。
どんな高価な刃物でも、研ぎ次第でその真価を発揮できるか駄物になってしまうかが分かれます。

様々な道具と自分の手間代を計算すると、すべて請負でお任せしてしまった方が良いように思われるかもしれませんが、道具類は一生使う物ですし、セルフビルドで得た体験は、他の何物にも代え難い貴重な宝物です。

自分の住むところを、家族のための住まいを、自ら手作りする事の意味はとても大きいのではないでしょうか。
日本中が都市文明のようになった現在、命を危険にさらすような事をしなくても、眠っていた野生が目を覚ますような感覚を味わえると思います。

みなさんもいかがですか?


2009年4月1日水曜日

横架材の墨付け



この春から始まるもう一つのセルフビルド。
巣立て工事以降なので、ハーフセルフビルドというのでしょうか。

家族全員引越して来て、新たな仕事にもチャレンジして行くという事なので、風の森としても全面的にバックアップして行く予定です。

本日開発許可も下りて、いつでも基礎に入れるようになりました。
併行して、今日から横架材の墨付けが始まりました。
これは、棟梁の仕事です。

材を良く吟味して、どれをどこに使うかを判断し、それぞれの癖を読んで、裏表どちらに使うかを決めて行きます。

職人は誰でも棟梁に成れる機会を増やしています。
現場ごとにお客様から指名が来るようになると凄いですね。